福島は昨年未曾有の震災に見舞われ、全国の皆様から応援をいただきました。「がんばろう」、「頑張って」、と励ましあいながらも、目に見えない何か(?)に振り回され、未だ癒えない日々の中におります。
長引く困難な環境の中で開催された福島市市民美術展に、私たち福島支部会員10名が参加しました。無理をせず、身近な花材で、作品を仕上げました。今回の美術展に、いけばな、絵画、工芸、など、多くの分野で、例年になく多くの作品が出展されたことからも、芸術や文化がどれほど心の支えになり、癒しになっていたかを、思い知らされました。会場の中でも、お花の前に立ち止まる方々の後姿が優しく感じられたのは、気のせいでしょうか・・・。